学校紹介

校長 今村 吉彦 先生

 東北栄養専門学校は、栄養士を養成し、食生活の大切さと健康について意欲を持って学びたい人に職業教育を行う高等教育機関です。職業に必要とされる知識や技術、及び資格を取得・修得するためのカリキュラムが用意されていますので、卒業と同時に即戦力として働ける能力を身につけることで地域社会の要請に応えています。
 近年の情報化社会の進展は目を見張るものがあり、皆さんも部屋に居ながらにして世界中から情報を収集し、誰とも会うことなく自分に有用なメッセージや品物を手に入れることができているのではないかと思います。顔も知らない人とも携帯電話やパソコンを介在して、双方向のやり取りができるなど、その能力はまさに現代社会が生み出した大きな力であると感じます。
 しかし、そういった電脳空間でのリテラシーも必要不可欠なものではありますが、その他にも学びの場において重要なものがあると思います。それは人と人との直接的な付き合いです。人はそれぞれ違った意見や感情を持っているはずで、時には共感したり時には反発したり、相容れない意見の葛藤に苛まれることもあるかもしれませんが、人と人とが相対面し、その表情やニュアンスから伝わってくる情報を得てこそ、人生の豊かな経験が蓄積されるのではないでしょうか。人間関係の窮屈さを表現する場合もありますが、それを上回るプラス面があると思います。
 専門学校の母体である柴田学園は創立90周年を迎えました。創立者の柴田やす先生は「教育即生活」という学校の目標を掲げていますが、この建学の精神こそが人と人とが環境を一にし、交流しながら真に創造的な生活空間を見出し、自ら考えて問題を解こうと努力する態度を表現するものです。
 2年間の学校生活において、現代社会のこの二面性をよく理解し、社会の要請に即応できるよう学業や学校行事、地域活動などに励んでもらいたいと思います。

学園のあゆみ

柴田学園は2013年 創立90周年を迎えました

大正12年4月 柴田学園の発祥 弘前和洋裁縫女学校開校
昭和21年4月 東北女子専門学校開校
昭和23年4月 柴田女子高等学校開校
昭和24年4月 東北栄養専門学校開校
昭和25年4月 東北女子短期大学開学
昭和29年4月 柴田幼稚園開園
昭和44年4月 東北女子大学開学
昭和59年4月 東北コンピュータ専門学校開校
平成11年4月 専門学校統合校舎竣工

創設者・初代校長  柴田 やす 先生

  昭和25年5月14日
  東北女子短期大学開学式の栄えある壇上で急逝し、教育者として最も美しく
  最も劇的に苦闘七十年の生涯を閉じた。
  初代学長として開学式に臨む懐中に、感懐二首の短歌があった。
  その一首がいま碑に刻まれて前庭に建てられ、前を通る学生に無言の諭しを
  垂れている。

三代校長  今村 敏 先生

  柴田やすの息女。
  建学の精神を継承して、昭和30年から校長に就任。
  昭和44年東北女子大学を開学。生涯を学園の発展に捧げた。
  昭和51年12月逝去。
  正五位・教育功労者として、昭和42年藍綬褒章を受け49年には勲三等瑞宝章に
  輝いた。本県女性として到達された最高の栄誉であった。

五代校長  今村 城太郎 先生

  三代学長今村敏の子息。
  昭和55年に祖母と母の意志を継ぎ理事長に就任。
  コンピュータ専門学校・経理専門学校の併設をはじめ、
  短大に栄養教諭コースを設置するなど
  学園の拡充に足跡を残した。
  教育に対する情熱と実践は、著書「教育と環境」に示されてある。

健康な食生活を考えていこう


 本校はわが国に栄養士法が施行された直後の昭和24年、全国に先駆けて開設された男女共学の2年制の栄養士養成施設です。
 栄養士としての専門知識に、少人数制によるきめ細かな技術指導が加わって、これまで多数の栄養士が東北から関東圏において勤務し、仕事ぶりを評価されています。
 本校を卒業すると同時に栄養士免許が取得でき、これに3年間の実務経験が加算されると管理栄養士国家試験の受験資格が得られます。毎年数名の卒業生から管理栄養士合格のうれしい知らせが届いています。
 このところ、大学・短大卒や社会人、他の専門学校経験者の「社会人入学」が目立つのも本校の特色かもしれません。
 就職後によく卒業生が近況報告や相談などで母校訪問する回数が多いのは本校と卒業生との強い結びつきを示すものと思います。

栄専で身につく役立つ五つのチカラ